パールピアス

今日は何を聞こうかと考えて　ふと、ユーミンの”パールピアス”を聞きたくなった。
レコードでしか持っていないので、プレーヤーにかけるのが面倒で十数年聞いていなかった。

このパールピアスが発売されたときは高校生だった。そのときはあまり好きなアルバムではなかった。他のアルバムに比較して地味なアルバムだったからだ。
確かに”サーフ＆スノー””昨晩お会いしましょう”に比べると、地味というか、ジャケットの色のように、パステルカラーの感じがする。
その上、高校生には詞の内容が大人すぎたと思う。
例えば”真珠のピアス”の出だしは

Broken　Heart　最後の夜明け
彼のベットの下に片方捨てた
Ah　真珠のピアス

なんて田舎の清い恋愛しかしていない高校生にわかるわけがない。

今改めて聞くと、バンド編成はあくまでシンプルでコーラス、ブラス、ストリングスは最小限の大きさ。

今年から”パールピアス”は何度も聞くことになるだろうと思った。